ガンバのこと
日曜日に息子が猫をみつけたとの連絡。
一度捕まえるも逃げられてしまい、
月曜日近隣捜索ののち、夕刻に息子が発見。
病院へ
外傷がひどく(かさぶたになってる)内側からなのか不明。
まずは駆虫の投薬(レボリューション)外猫なので、駆虫は必須。
かさぶたは、乾いているものを先生が判断しはがしました。
(剝がした方が傷の治りが早いのではとの判断)
剥がして分かったのは「きず」が治りかけている箇所があること。
「このこ、治ろうとしてるね」
その先生の言葉に明るい未来をすぐに妄想したわたし。
傷の状態がお顔だけでもひどい状態なので、
まずは抗生物質の1週間投与で様子を見て、後に考えましょうと。
見解としては、どちらかというと内側からなのかもしれない。
(内側からとは、病を抱えていてなのでは?という事)
あと、右側の鼻の穴が少し変形しており(溶けてきているという印象)
腫瘍があってこのような状態なのではという見解。
何か人為的な問題でこのような怪我になった可能性は?との私からの問いには
(虐待などは)恐らく無いとのこと。
少し…いや、だいぶ安心した。
よかった。
病院にてa/d缶詰を試しに一口いただく。
良い勢いにて完食。
うん、薬を混ぜたら食べそうだね。とのことで、粉薬を処方。
先生「この仔はいつごろかr…。あ、わからないですよね(;'∀')」
私「そ、そうですね…さっき初めてみかけたもので…」
(動物病院の先生も大変だ。こういう仔を「診たくない」という病院もあるのでこの件はまた…)
先生 「このこどうするかは、また考えましょう」
(我が家には猫が他に既にいるのを先生はご存じなので)
先生「とにかく隔離。駆虫処置はしたけど、このこ触ったら腕まで手洗い。
息子さんにも徹底して」その他、衛生面など先生の始動を受け帰宅。
この仔をどうするか聞かれたけれど、
私の中では元気になったから「じゃあね。お外で暮らしてね!」なんてのは考えられないのだが、多頭飼育の場合、隔離が必要な病気ももちろんある。
狭い家で隔離かー。
まあいいか。
元気になったその時に、どうにかなるって思いながら帰宅。
ちょっとかわいそうだけれど、キャリーバッグのまま庭でまっていてもらい
我が家にある折りたたみケージを脱衣所に設置。
フリースを敷いて、トイレ設置。
ご飯の用意もしやっと家の中に。
脱衣所なんかで申し訳ないと思いつつ、いつかは完治しお部屋でくつろごうねって思いながら。
初日(月曜日)夜ごはん(&投薬)は
いったん手古摺りましたが(食べなかった)
なんとかその日のうちに少し食べてくれたので安心しました。
薬のところはちゃんと食べたので、なんていい子なんだと!褒めまくる(笑)
猫保護できた喜びをツイートしたらみんなが励ましてくれて
この仔はたくさんの人に見守られしあわせだなぁって。
きっと頑張れるねって友達と話して「ガンバ」て名前をつけました。
翌日(火曜日)のガンバ。
投薬に気を取られていてうっかり缶詰を温めずに差し出したら知らん顔。
あ、ごめんごめん。 もう一度温めたものを差し出しました。
あっさり食べる。
なんだよガンバかわいいじゃんか。
お母さん仕事だから。
しばらくの時間いないけれどちゃんとかえって来るからね。
またお夕飯たべようね。って出かけました。
夜、大急ぎでかえって置いて行ったごはんの量を見たら、
うん、まぁまぁ食べている。(ほんの少しですが自身で口にした様子があった)
夜の投薬もOK。結構食いつきが良かったかも。
トイレはうちに来てからというもの、ずっとトイレにはできなくて(立ち上がるのが困難な様子)
ペットシーツにしていました。
でもおしっこもちゃんと出てる。うんちも少し硬くなってる。くすり効いてきたんだ。
この仔の中でちゃんと変化が起きてるんだと安心しました。
食後ゴロゴロのどを鳴らし、愛おしさが増す。
元気になったら、ふさふさになって私の別名「妖怪猫洗い」に洗われるのだ。
そして家の中の「その辺」でのんびりと転がってる「ガンバ」の夢を見ました。
そして我が家での朝三日目(水曜日)
起きて「ガンバ」に声をかけに行く。
明らかに寝ている姿としてはおかしい
寝ているのではなく。倒れ込んでいる。
おかしい。
声をかける昨日は目を見てくれたのに、反応がない。
食いつきの良かった缶詰を温め差し出す。
反応がない。
このぐったり感は嫌だ。嫌な予感がする。
病院に私が連れて行く時間がないので息子に向かってもらう。
でも、今思えばあの時に動かさない方が良かったかもって後悔している。
ある程度のお付き合いのある猫(店の子達とかね)なら、これはちょっと
今動かすべきではないって判断できるのに(できたのに)
動かしてしまった(キャリーバッグ内で鳴いていたそう)ごめんね。
心配だったけれど仕事へ向かう。
11時半ごろ息子から電話。
急に苦しそうにしてるどうしよう。
タオルかフリースにつつんであげて抱いててあげなさい。
そして下半身は身体の反応でおしっこがでてしまったりするので
ペットシーツを。と伝えました。
その後ガンバが息を引き取ったと連絡が来ました。
何も何もしてあげられなかったと今でも申し訳なく想います。
元気にしてあげたかった。
もっともっと。もっともっと。
ツイートしていたので(ガンバが薬飲んだよ!)とか
皆さんに気にかけてもらっていたので、
ガンバが旅立ってしまった事をご報告。
皆さんから暖かいお言葉をいただきました。
本当に本当にありがとうございました。すっごくうれしかったです。
(自分本位の?!趣味丸出しアカウントにもかかわらず見ていただいてる方がたくさん励ましてくださったこと本当に感謝します)
また、ガンバのことを想って寄付をさせて!とおっしゃってくださった方もらっしゃいました。
ありがとうございます。
生意気にもお断りさせていただき、
その方がねこを保護した時にそのお金は使ってくださいとお伝えしました。
お申し出はとてもうれしかったです。
ありがとうございました。
私は立派な人間でもなんでもなく、
ただ、たまたまガンバを息子が見かけ、連れて帰っただけです。
(その日たまたま休みだったとか、ケージを持っていたとか、家に連れて帰っても文句言われる家族がいないとか)
ガンバを通して、猫の事で更に気づいたこと。
たくさんあるのでここの場に自分メモとして書いて行こうと思います。
・外猫のこと(改めて想うこと)
・ねこを保護してしまったら(仔猫の場合と、成猫の場合)
・人間もいろいろなので病院もいろいろ。
・「うちの猫は外に出たがるから」という事について。
・気にかけてもらえるって事の大事さ
などなど…
基本、文章が超苦手なので同じこと何回も書くかもだけれど変なとこあったら教えてください。
ではでは。(